ソムリエようすけが本当に飲んでほしいワイン

プリムール
【2019-2020】

ボジョレーヌーヴォーなど「新酒」を作ることのできるA.O.C.とそのタイプを読み上げました。

ボージョレー
Beaujolais
【赤・ロゼ】
ボージョレー+コミューン名
Beaujolais
【赤・ロゼ】
ボージョレー・ヴィラージュ
Beaujolais Villages
【赤・ロゼ】
コトー・ブルギニヨン
Coteaux Bourguignons
【白】
ブルゴーニュ・アリゴテ
Boutgogne Aligote
【白】
マコン
Macon
【白】
マコン+コミューン名
Macon
【白】
マコン・ヴィラージュ
Macon Villages
【白】
コート・デュ・ローヌ
Cotes du Rhone
【赤・ロゼ】
ヴァントゥー
Ventoux
【赤・ロゼ・白】
トゥーレーヌ
Touraine
【赤(ガメイのみ)・ロゼ】
ロゼ・ダンジュー
Rose d'Anjou
【ロゼ】
カベルネ・ダンジュー
Cabernet d'Anjou
【ロゼ】
アンジュー・ガメイ
Anjou Gamay
【赤(ガメイのみ)】
ミュスカデ
Muscadet
【白】
コトー・デュ・リヨネ
Coteaux du Lyonnais
【赤・ロゼ・白】
ガイヤック
Gaillac
【赤(ガメイのみ)・白】
ラングドック
Languedoc
【赤・ロゼ】
コート・デュ・ルーション
Cotes du Roussillon
【赤・ロゼ・白】

かの「ボジョレー(Beaujolais)」をはじめとする、新酒(ヴァン・ド・プリムール/ヴァン・ヌーヴォー)を名乗ることができるワインのA.O.C.とそのタイプについてです。


こうして見てみると「ボジョレー・ヌーヴォー」というワインは「赤・ロゼ」の2タイプが認められていることがわかります。
赤のイメージが強いボジョレー・ヌーヴォーですが、ロゼも認められているんですね。


反面「白」は認められておりません。が、「ボジョレー・ヌーヴォーの白を飲んだことがあるという人ももしかしたらいるのかもしれません。

それは「ボジョレー・ヌーヴォーという名称はつけられずとも、ボジョレー地区でその年のブドウを使い、新酒として仕込まれた白ワイン」を作ること自体は禁止されておらず、

すなわち「ボジョレー・ヌーヴォーという名を冠してはいないけれど、ボジョレー地区の新酒の白」がリリースされ、飲むことのできる可能性はあるという。

そんなわけなのです。